シンガポール現地法人Plantec Argonaut社を設立・開所

当社は、2017年8月1日にシンガポールにおいて現地法人Plantec Argonaut Pte.Ltd.(プランテック・アルゴノート社)を設立し、9月1月に開所いたしました。

プランテック・アルゴノート社は、シンガポールを拠点に、東南アジアにおける廃棄物焼却プラントメーカーとしての基盤を確立するとともに、現地の自治体や民間企業に向けた営業およびエンジニアリング体制の強化を目的に設立いたしました。

今後、当社が独自開発した『バーチカル炉』(竪型火格子式ストーカ炉/英語名:Vertical Combustor)と、プランテック式プレコートバグフィルタ(乾式反応集じん装置/英語名:Turbo Chemical Baghouse)を基幹製品とする廃棄物焼却・発電システムを東南アジアに広く普及させるため、当社とともに取り組んで参ります。

東南アジア各国では、廃棄物の多くが埋立て処分されており、衛生面や環境負荷の低減面で利点の多い焼却設備の導入例はまだ少ない状況です。また、廃棄物の収集分別管理が確立していないことから廃棄物の発熱量のばらつきが大きく、国内市場向けの焼却設備をそのまま移行しても安定した焼却処理が難しいという課題があります。

こうした中、当社は産業廃棄物・危険廃棄物焼却の既存技術に代わる焼却技術を提供し、国や地域ごとに異なる廃棄物であっても安定燃焼できる『バーチカル炉』による廃棄物焼却処理システムを、東南アジア各国の自治体や民間企業に提案、供給していくことにより、東南アジア地域の廃棄物処理の安定化と環境負荷の低減に貢献していく所存です。

プランテック・アルゴノート社の概要
■ 社名  Plantec Argonaut Pte.Ltd.
■ 設立  2017年8月1日
■ 代表者 Managing Director 勝井 基明
■ 所在地 3791 Jalan Bukit Merah, #04-04 E-centre @Redhill, Singapore 159471
■ 連絡先 +65 6222 1114
■ 事業内容
産業廃棄物・医療廃棄物焼却・発電プラントの販売・設計・施工(機器・SV〈スーパーバイジング〉/EPC〈設計・調達・建設〉)、 一般廃棄物焼却・発電プラントの販売・設計・施工(機器・SV)、納入焼却炉のメンテナンス・サービス(機器・SV)

2019年6月18日 追記
社名を『Plantec Asia Pacific Pte Ltd』に変更いたしました。

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